枇杷染めびわぞめ

Loquat dye

和名ビワ(枇杷)
別名ビワヨウ(枇杷葉)
英名Loquat
学名Eriobotrya japonica
科名属名バラ科ビワ属
分布中国南部 四国 九州 和歌山 千葉
品種茂木 長崎早生 田中 瑞穂
特徴常緑小高木(10m)樹皮/灰褐色,老木は斑点有 葉/表が濃緑色,裏が淡緑色(褐色の綿毛を密生),広倒披針形,革質,中ばから先に鋸歯 花/白,円錐花弁,五花弁 花柄・萼/褐色の綿毛を密生 果実/黄褐色,広楕円形または球形
染色部位葉 枝 樹皮
染色時期通年

枇杷の特徴

バラ科ビワ属の常緑高木で、関東地方をはじめとして本州では特に温暖な地域で自然分布します。庭木としても栽培されている。4月から6月にかけてなる実は食用として親しまれ、葉は茶に利用されています。
ビワ
ビワ樹皮

枇杷染めについて

葉や樹皮を染色に利用する。常緑樹のため通年染色ができ、赤味のある色に染まる。収穫した葉や樹皮は細かく砕き、乾燥させて保管することができる。
ビワ煮出し
刻んだ枇杷の葉を煮出す。よく空気を含ませることで赤味が増してくる
ビワ染め

草木染め方法

媒染法を用いて染色をする。
ステンレス製の鍋に、細かくした枇杷の葉と水をいれ、火にかけて沸騰させ煮煎する。60分ほどしたら布で濾し、できた煎液を染色原液として使用する。3-4回程煎液を抽出できる。抽出した液は一晩おいてから使用すると赤味の強い色が得られる。
植物繊維を染める際は豆汁などで下染めをする。先媒染法によるアルミ媒染の後に、染色を何度も繰り返し濃色に染め上げていく。

枇杷染の媒染による色の違い

鴇唐茶ときがらちゃ
乾燥葉 / アルミ媒染(Al)
C00,M38,Y49,K14
R224,G158,B135
鳶色とびいろ
樹皮 / アルミ媒染(Al)
C47,M81,Y77,K10
R149,G72,B63
茶褐色ちゃかっしょく
乾燥葉 / 銅媒染(Cu)
C59,M75,Y81,K31
R102,G64,B50
黒鳶くろとび
乾燥葉 / 鉄媒染(Fe)
C70,M78,Y73,K46
R67,G47,B47

草木染めの色辞典

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